長胴太鼓

和太鼓といえば一本の木のまるからくりぬいた丸く太い胴体と鋲で革が張ってある種類の太鼓が思い浮かぶだろう。原型のものはアジア大陸より伝来されるが、現在までに伝わる日本の長胴太鼓の作り方、材料、音質と大きさなどは日本固有の形と取っている。昔からお神社やお寺などで大切な楽器である。

今日では様々な木材を使って、いろんなタイプが存在しますが、伝統的には一本の欅(けやき)の木のまるをくり抜く形が代表的である。硬くて重い木材である欅の胴体のものでは、何百年たっても未だにも活躍するものは残っています。

現在では欅の木を切りすぎたため、大きい太鼓の胴体を一本の木の丸で作るのに十分な木が残っていなくて、欅を養うべく、他の木材を使うことが増えている。

長胴太鼓は、一度張った革の音色や調律をやすやすと変えられず、ものによっては五年、十年も同じ張りで使われる革もあり、その革の寿命に渡って、少しずつ音色が熟していくものである。